おたくのカズ

ビト様から届いたスマイルメ〜ル、うちのカズに心震わせることしばし、あらしのひとから語られるあらしのひとのなかよしエピソードには、わたしをしあわせにする要素がたっぷり詰まってるなあとしみじみ。

ぴあを読んだ。お金を払ってきてくれるお客さんに対して真摯であろうという姿勢に頭が下がる思い。アラシゴトの中で、先輩の役者さんに「役者が芝居を語るなよ」と言われて嬉しかった、というエピソードを思い出した。お芝居そのものについては多くを語らず、いかに観に来てくれる人たちに誠実でいられるか、どういう姿勢で取り組んでいるかが主題のインタビューであった。*1とても情報量の多い流動的な世界に身をおいているこのひとが、これだけブレることなくいられることが本当に奇跡だと思う。それからこの公演のチケットが、観たいひとすべてにおそらく行き渡らないであろうことをかなしく思った。ファンだけが楽しむんじゃもったいない。でもそのファンさえ涙を飲んでいるこの状況。わたしもそのひとりなわけで。もうすぐプレイガイド。どうか観たいひとたちにチケットが行き渡りますように。

*1:インタビュアーさんの執拗な深読みを別にすれば、このインタビューに不満はないし、こうして話が聞けるのはありがたいと思うのだけど、肝心なことを少しはぐらかされたような気分にもなりました。下世話な私が知りたいことは、にのにとって語る必要のないことなんだろうし、知るべきことでもないんだろう。あるいは語ることがないのかもしれない。真剣なインタビューでもそう思ってしまうのは、普段はぐらかされまくってるからでしょうな。