とまらない

のんの見た。あいばおにいやんと巨匠ごっこしながらお写真撮り合いっこってそんなんかわいいに決まっとる。たいたにっくして!ってむちゃぶりにも、ひとりたいたにっくを体現するにのさんのかわいいことよ…。でか…ゲフンゲフン、ファンシーサイズのあたまをお帽子につっこんで、短パン(ってほど短くないけどここは短パンってことにさせてくれ)履いてまっしろなおみあしをほおりなげ、公園で遊ぶにのさん、いや、かずなりくん(26) がかわいくてかわいくてしかたないです。目に入れても痛くない…いや目に入れたい(まがお)来月27歳だって、まあなんかの間違いなんじゃないかなと思うんですけどね☆

しかし戦慄したのはそこだけじゃない。にのさんガンレフ使ってる。一眼レフカメラ…おお…。気づいた瞬間にわたし本屋で胸を押さえた。会報のことを思い出して。おひとりさま写友会☆なんつてコンデジで写真撮ってるうちはわたしにこやかに見守れた。でもガンレフは…。会報でガンレフ使い始めたら、ガンレフ持って小鼻ふくらまして写真撮るにのさん…うっ、かわいいけど…でもわたしどんな気持ちになるか想像つきすぎてつらい。こんな気持ちになってるのはわたしだけでいい…。年々涙もろくなり、肌は40代の保湿力、傷の治りは遅くなり、筋肉痛は翌々日、重度の腰痛持ち、激しさを増す物忘れと勘違い、聞き間違いにいいまつがい等、加齢エピソードは枚挙に暇がないというのに、青春がとまらない独り言。以下ものすごく気持ち悪いよ!
にのさんが何か凝ったことをするたびにアチャー><ってなってしまうこの気持ち、一体何なんだ。したり顔でマジックしだす時も(最近ないね)、年初にゲーム音楽作曲したいって言いだした時も、ギターかきならしてうっとりしてたごってんのソロも、なんとなくハラハラした気持ちになってしまうわたしは一体どういうスタンスなんだ。何目線なんだ。好きなことを全力でやってるにのさんを良かったねえ^^^って見守る母のような気持ちもありつつ、手放しで喜べないでモジモジしちゃうこの感じ…コンデジならほほえましいけど、ガンレフ持ち出されちゃ、ねえ!とかこのねじ曲がった感情なんなの…わたしおかしい…って悩んでたんだけど。ただの思春期だと気付いたのは今日のマネキン。よんあちゃんがにのさんを手放しで「かっこいい!」って言ってるの見て、わたし絶対こんなこと言えない…って思ったんだよ気持ち悪いね気持ち悪いね!

唐突だけど、もしにのさんが同級生だったら、わたし徹底的に興味がないふりをするに決まってる。「え?にのみやさん?まったく興味ないですけど…」とか言っちゃう自分が想像つきすぎる。万が一となりの席になっちゃったら顔も見られない。にのさんと反対側に傾くあからさまに不自然な姿勢で授業を受けるにきまっておる。でもにのさんは普通に、も、フッツーーーーーーーに話しかけてくると思うのね、いや、べつに親しくしたいとかそういう意味じゃなくてド・フラットに、次数学Ⅰだっけ?Aだっけ?とかそういう他愛もないことで声かけてくれるかもしれない。でもそっけなく「さあ、知らない…」とか言っちゃうと思う知ってるくせに!好きすぎてわけわかんなくなって、好きだってばれたくないって気持ちを前面に押し出した結果、かわいげがなくなるというね…まあわたしの気持ちなんてバレッバレなんですけど…。そんで放課後、わたし忘れ物して教室に戻るんだけど、たまたま大好きなにのさんが教室でひとりでっかいヘッドフォンつけて、机の上に座りながら音楽聴いてるところに遭遇しちゃうのです。制服はブレザーだけど、もちろんブレザーなんか着てなくて、甘えん坊そでのブカブカセーターを着ているに決まっています。で、うわ、うーわーどうしよう…って教室の前でモジモジしてたら、いきなり扉があいて「なにやってんの?」とぶっきらぼうに声をかけられるのです。わたしは「わすれもの…」っていうのが精一杯で、「…入れよ」って言われておずおずと自分の机(にのさんの隣)に行くんです。でも頭がまっしろで何を取りに来たのか全然思い出せなくて、もうなんでもいいやって適当に机の中から教科書を2,3取り出してかばんにつっこんで、「じゃ…さよなら」とかなんとか言って教室を出ていこうとした瞬間に「なあ、お前さあ!」って声をかけられて心臓がとまりそうになって機械仕掛けみたいに飛び上がって振り向いたら、あのくちびるのはしっこを片方だけ持ち上げた笑い方で、「何でもねえよ、早く行けよ」って言われてわたしは顔が熱くなるのがわかってかばんをかかえたまま走って教室を(強制終了 (なんという安っぽい展開

たとえ話が長くなり過ぎたけど、結局わたし素直になれないんです。ものすごくかわいくて、器用で、なんでもそつなくこなすくせに、時々ものすごくむずがゆい気持ちにさせられるにのさんのむずがゆい部分を、どんな気持ちで観てたらいいのかよくわかんない。でもそのむずがゆい部分までものっすごい好きで、でもそれを手放しで好きって言えない、みたいな思春期がいまだに終わらないんです。

って話を友人にしたら、それをかわいいと思ってもらえるのはティーンまでだから、いい加減にしなさいねって叱られました。チーン。